過去に学ばない者は、過ちを繰り返す。

-ジョージ・サンタヤーナ

安藤ハザマは過去の過ちを繰り返そうとしている。

株主はすべてのステイクホルダーのためにも過ちを止めなくてはならない。

さあみんなで、安藤ハザマのコーポレートガバナンスを改善しよう。

株式会社安藤・間(ティッカー:1719 、以下、「安藤ハザマ」)は火災・死亡事故などの労働安全衛生関連事故が過去に発生しているほか、これまでに、所得隠し、不十分な資本配分戦略の歴史があります。現在、安藤ハザマは1,000億円を使って不動産や太陽光発電プロジェクトへの投資を計画しております。なお、その1,000億円は安藤ハザマの純資産の73%、時価総額の77%にあたります。

 振り返ると2003年には、旧間組(当時、以下、「旧ハザマ」)は収益性が期待できる建設事業から、赤字を垂れ流す不動産事業を切り離してリストラせざるを得ませんでした。そしていま、手元の余剰資金1,000億円を使って不動産事業に舞い戻ろうとしています。

 株主は安藤ハザマの企業価値を守るべく一致団結してコーポレートガバナンスを改善させるべきです。

 この目的を達成するためにオアシスは二つの株主提案を提出しました。

1.9.98%の自己株買いの実施

2.定款に安全衛生管理の徹底の条項を加えること

 安藤ハザマを助ける弊社に助力を

 安藤ハザマの劣悪なコーポレートガバナンスは企業価値を破壊しており、内在価値に対して著しく低い価格で取引されています。我々は安藤ハザマが140%以上のアップサイドがあると認識しています。コーポレートガバナンスの改善は企業価値を増加させ、市場でのバリュエーション(企業価値指標)を回復させることになります。

 安藤ハザマの代表取締役社長の選任に対する得票率は昨年の定時株主総会では同業他社と比べて最悪の水準でした(以下表)。しかしながら、安藤ハザマは抱えているコーポレートガバナンスの問題を対処できていません。株主は手遅れになる前に立ち上がるべきです。

安藤ハザマの将来を真剣に憂う全株主は、今回の定時株主総会でもオアシスの株主提案に「賛成」投票をすることになるでしょう。

安藤ハザマの将来を真剣に憂う全株主は、今回の定時株主総会でもオアシスの株主提案に「賛成」投票をすることになるでしょう。